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【完全版】NFTの作り方・売り方まとめ!売れない時にやるべきことや売れた例も!

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日本でもNFTを使ってビジネス展開が進んでおり、最近では岸田トークンが話題となりました。

28日に行われる集会で、譲渡や売却ができない形で、岸田首相や小泉進次郎前環境相の顔写真つきのトークン(デジタル上の出席証明・記念バッジ)を配布するほか、6月上旬にはメタバース(3次元の仮想空間)で街頭演説を行う予定だ。小倉青年局長は、「青年局は社内ベンチャーだ。新しいことに取り組むことで、政治のあり方を変えていく大きな第一歩になればいい」と強調した。

引用:デジタル「岸田トークン」を自民党が初配布へ NFTに本腰か

日本でも徐々にNFTについて知見が広まりつつありますが、ここで作り方・売り方をマスターしておきましょう。

NFTの作り方

まず、NFTで稼ぐためにはNFTの作り方を学ばなければなりません

NFTはNFTゲームをプレイすることでも稼ぐことはできますが、自分だけのNFTを作って稼ぐ方が将来性があります。
NFTゲームで稼ぐ方法はこちらを参照してください。

では、NFTの作り方を2つご紹介します。

【作り方】① アプリを使う

まずは、アプリを使う方法です。

基本的にNFTの素材はなんでもよく、世界的にも有名な「Doge」というNFTの元ネタはこちらになっています。

こちらはNFT業界では超有名な「かぼすちゃん」という柴犬です。
このなんの変哲も無い柴犬の画像がNFTとしてチャリティーオークションに出品され、4億円以上の価格で落札されたことがわかっています。

さらに、「ドージコイン」という仮想通貨が誕生するまでにも発展。

ドージコインDogecoin) (code: DOGE、シンボル: Ð[2]D)はインターネット・ミームである「ドージ(Doge)」の柴犬をモチーフとした暗号通貨[3][4][5][6][7][8]。2013年12月6日に「ジョーク通貨」としてソフトウェアエンジニアのビリー・マーカスによって開発されたドージコインは専用のオンラインコミュニティがつくられるなど急速に発展し、2014年1月には時価総額が6000万ドルになり[9]、2021年5月5日には900億ドル(約10兆円)に達した[10]

引用:ドージコイン

適当に作った画像やイラストに価値がつくことがありますので、適当なアプリを使って画像やイラストを制作してみましょう。

http://pinacotecatosiomartinengo.com/nft-how-to-make-app/

【作り方】② NFTマーケットへアップする

続いて、NFTマーケットへアップする方法です。

先ほどアプリで作成した画像やイラストをNFTマーケットへアップロードするだけでNFTになります。
難しいツールやソフトを使って画像やイラストをNFTへ変換する必要がありません。

  • OpenSea:世界最大手のNFTマーケット
  • コインチェック:日本最大手のNFTマーケット
  • Solanart:数多くのプロジェクトと連携しているNFTマーケット
  • LINE NFT:LINE Payを使って決済できるNFTマーケット
  • バイナンスNFT:仮想通貨取引所のバイナンスが運営しているNFTマーケット

このようなNFTマーケットは画像やイラストをアップロードするだけで簡単にNFT化を進めることができます。

NFTの売り方

NFTの作り方は非常に簡単だということが理解できたと思います。

さて、ここからはNFTの売り方について解説を進めます。

【売り方】① NFTを作る

まずは、出品するNFTを作りましょう

先ほどあった通り、アプリを使ってNFTを作るだけでOKです。
初めは凝ったイラストを描く必要はありませんが、イラストレーターさんたちは凝ったNFTイラストを制作したりしています。

こういったドット絵でも構いません。

【売り方】② イーサリアムの取引所アカウントの開設

続いて、イーサリアムの取引所アカウントの開設をします

NFTを販売して得られるのは現金ではなく、イーサリアムという仮想通貨であることが多いです。(もちろん他の仮想通貨に設定することもできます)
そのため、汎用性が高いイーサリアムを扱っている仮想通貨取引所へNFTの売上金を送金し、一般的な銀行口座へ現金として換金する流れになります。

通貨名 イーサリアム
シンボル ETH
現在の価格(2022年5月) ¥244,172.25
時価総額(2022年5月) 27,993,302,998,807.39円
時価総額ランキング(2022年5月) 2位
公式サイト イーサリアムの公式サイト

イーサリアムは世界的にも取引されている仮想通貨になりますので、頭の片隅に入れておきましょう。

ちなみに、イーサリアムを取り扱っている取引所は以下の2つが代表的です。

どちらかを開設してください。

【売り方】③ ウォレットを作成する

続いて、ウォレットを作成します

ウォレットは仮想通貨取引所から銀行口座へ送金する際にワンクッション置くために使われるもので、ウォレットがなければ送金をすることができません。
おすすめのウォレットは「MetaMask」というウォレットですので、Google Chromeの拡張機能からインストールをしてください。

MetaMaskはこちら

まずは、Google Chromeの拡張機能から「MetaMask」と検索してください。
開いたら「CHROMEへ追加」をクリックします。

続いて、MetaMaskを開き「TRY IT NOW」をクリックします。

すると、狐アイコンが画面に表示されますので「続行」をクリックします。

パスワードを設定し、プライバシーポリシーを読んで「ACCEPT」をクリックします。

ここでバックアップシードが表示されますので、メモ帳か何かにメモを残しておいてください。
これは復元用のパスワードとなりますので無くさないようにしましょう。

続いて、「NEXT」をクリックしバックアップシードで並んでいた単語をこちらのボックス上に並べていきます。

これでMetaMaskの設定が完了しました。

【売り方】④ イーサリアムを購入してウォレットへ送金する

続いて、イーサリアムを購入してウォレットへ送金します

一例として「コインチェック」からイーサリアムを購入しウォレット「MetaMask」へ送金する流れをご紹介します。

まずは、ホーム画面より「販売所(購入)」をクリックします。

続いて、「イーサリアム(ETH)」を指定して「購入する」をクリックします。

これでイーサリアムを購入することができましたので、MetaMaskへ送金していきます。

ホーム画面より「暗号資産の送金」をクリックします。

送金リストに宛先を追加し「送金する」をクリックします。
ちなみに、送金リストは以下のように設定してください。

これで送金が完了しました。

【売り方】⑤ NFTマーケットの初期設定を完了させる

続いて、NFTマーケットの初期設定を完了させましょう

ここではOpenSeaというNFTマーケットを例に挙げて進めていきますので、まずはOpenSeaを開いてください。
右上のアイコンをクリックします。

すると「You need an Ethereum wallet to use OpenSea.」と表示されますので、「MetaMask」をクリックしましょう。

続いて、MetaMask作成時に設定したパスワードを入力します。

最後に「署名してください」と表示されますので「署名」をクリックすればOKです。

これでOpenSeaを自由に使うことができるようになりました。

【売り方】⑥ コレクションを作成する

最後は、コレクションを作成してNFTを出品しましょう

OpenSeaのコレクションとは出品しているNFTを管理するための大きな箱のようなもので、出品する際には必ず設定しなければなりません。

  1. OpenSeaへアクセスする
  2. 「My Collections」→「Create a collection」をクリック
  1. ロゴ画像やアイキャッチ画像、バナー画像を設定する
  1. NameやURL、DescriptionやCategoryなどを設定する
  1. ロイヤリティの比率やブロックチェーンの種類、使用する仮想通貨を設定する
  1. NFTの表示方法を決める
  1. 「Create」をクリック

これでコレクションを作成することができました。

【売り方】⑦ コレクションにアイテムを登録する

続いて、コレクションにアイテムを登録します

  1. OpenSeaへアクセスする
  2. 「Create」をクリック
  1. NFTをアップロードする
  1. NFT名称・外部リンク・詳細説明・コレクションを設定する
  1. 「Properties」へNFTの追加情報を記載する
  2. 「Supply」へNFTの出品上限数を入力する
  3. 「Blockchain」へ利用するブロックチェーンを選択する
  4. 「Create」をクリック

これでコレクションにNFTアイテムを登録することができました。

ちなみに途中で登場した「Freeze metadata」というのはNFTの情報を完全にロックしてしまうものです。
後々出品情報を変更することができなくなりますので初回出品時はこのチェックを外しておくことをおすすめします。

【売り方】⑧ NFTを出品する

続いて、NFTを出品します

OpenSeaではNFTの出品形態として、

  • 固定価格出品:価格が固定されその価格から変動することはない
  • オークション出品:ヤフオクのようにオークション形式でNFTが落札される

の2つが用意されていますので好きな出品形態を選んでください。

では、NFTを実際にOpenSeaへ出品してみましょう。

  1. NFTアイテムページを開く
  2. 「売る」をクリック
  3. 「Fixed Price(固定価格出品)」か「Timed Auction(オークション出品)」のどちらかをクリック
  4. 出品形態ごとの必要情報を入力する
  5. MetaMaskが起動しガス代の支払いを行う(初回のみ)

ガス代が発生するのは初回出品時のみで、2回目以降は発生することはありませんのでご安心ください。

NFTを売るために必要なこと

NFTは誰でも作成ができて、誰でも販売することが可能です。

例えば、こちらのNFTは超有名なNFTですがPhotoshopを使えば誰でもそれっぽいNFTを作れてしまいます。

誰でも作成・販売ができるが故にNFTを売るために必要なことがいくつかあります。

【必要】① マーケティング

まずは、マーケティングです。

NFTを作成してNFTマーケットへ出品しただけで売れた!という例は0.1%にも満たないでしょう。
ほとんどのNFTはTwitterを経由して人気になっています。

例えば、「Zombie Zoo」というNFTアートですが世界的に有名なトレバー・マクフェデリーズ(Trevor McFedries)さんが購入してくれ一気にTwitterで広まりました。
トレバー・マクフェデリーズ(Trevor McFedries)さんはNFT業界でもコレクターとして有名でしたのでますます人気が高ぶることに。

このようにTwitterでバズるようなマーケティング戦略を練ることができればNFTが売れていくかもしれません。

【必要】② 作品の魅力・コンセプト

続いて、作品の魅力・コンセプトです。

適当に作成したとはいえ、コンセプトや人を惹きつける何かしらの魅力がなければNFTとしての価値はありません。
例えばこちらをご覧ください。

こちらは「Bored Ape Yacht Club」という作品で、「猿」をモチーフにしたNFTアートです。
色々なバリエーションがありますが一貫して「猿」からコンセプトがずれていません。

このように、何かしらのコンセプトに基づいたNFTアートは売れやすい傾向にあります。

NFTが高額で売れた例

字面で見ているだけだと「NFTは簡単に作れる!」と思えるかもしれません。

ただ、実際にNFTの作成に取りかかるとぶつかる壁としては「どういうNFTアートがいいのだろうか」ということに尽きます。

そこで、NFTが高額で売れた例を3つご紹介しておきますのでインスピレーションを働かせてみてください。

【事例】① 約75億円で落札された「-Everydays: The First 5000 Days -」

まずは、約75億円で落札された「-Everydays: The First 5000 Days -」です。

こちらはデジタルアーティストのBeeple氏が5,000日をかけて作成したモザイクアートです。

2021年3月にNFTマーケットへ出品され、落札価格はなんと約75億円。
この作品がきっかけとなりNFTアート業界が知られるようになったと言っても過言ではありません。

【事例】② 約32億円で落札された「HUMAN ONE」

続いて、約32億円で落札された「HUMAN ONE」です。

こちらもデジタルアーティストのBeeple氏が作成した3DNFTアートで、落札価格は約32億円です。

【事例】③ 計380万円で落札された小学3年生の夏休み作品

続いて、計380万円で落札された小学3年生の夏休み作品です。

こちらは小学三年生のお子さんが作成したNFTアートで、総額380万円の利益となりました。

まとめ

NFTの作り方・売り方は以上で終了です。

NFTは皆平等にチャンスが与えられているビジネスであり、本格的に参入すれば数億円が稼げてしまうかもしれません。

燻っているくらいであれば参入してみましょう!